2006年08月26日

近況と今後

8月24日、父が亡くなりました。 で、日本に来ています。 プロデュースするはずだったMarc Gunnのアルバムも延期です。

最近このブログがすっかり手薄になってしまいました。 他方でやってる書き物はそうではないですから、この日本語での、しかも音楽仕事の中心というこのブログの焦点がちょっと窮屈なのだという結論に達しつつあります。 最近招待されたMixiでは日記という題名が功を奏したのか、もっと個人的な内容の本音の話を展開し始めていまして、正直僕の日本語の文章はそっちの方が主体になりそうです。 やはり英語中心でやってる音楽の仕事の話を日本語でするというのは無理があるみたいです。

今自分のブログサイトを始めようとしています。 僕は結構こういう気楽な書き物が好きで、いい発散になっているのですが、せっかくの自己表現、こうして他のサイトの宣伝稼ぎに使ってしまうのはもったいないという発想からです。

というわけでここは今後も手薄になるような気がしますが、Mixiで近況と個人的な話は、また近い将来(?)の自分のブログサイトでの展開を気長に待ってて下さい。
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2006年08月12日

書き物

どうもここへの更新が減ってしまいました。 というのも、最近他のサイトへ書き物を掲載し始めたからです。

まず第一に、COJACというカナダベースの日本人アーティストの海外進出を応援する団体でアメリカの中の日本人ミュージシャンというテーマで連載を始めました。 とりあえず5回やる予定です。

またレアリゼというオルタナティブな社会を考察するウェブマガジンで、我が家、ナチュラルハウス構築について連載を始めました。

また最近はやりのMIXIにも参加しました。 あそこの日記ではもっと個人的な内容の文章を掲載しています。 MIXIにすでに登録されている方は僕の名前を検索してみて下さい。

さて、来週からMarc Gunnとのアコースティック・デュオ・アルバムにとりかかります。 短期間でライブ風に録っていこうと思いますのですぐできると思います。 残念ながら僕のアルバムは来年まで作業を再開することはなさそうです。 今後は家の建築と第二児出産(クリスマス頃の予定)の準備で追われるので。


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2006年07月08日

最初が一番大変

今日からアルバム・プロダクションのセッションを再開します。 向こう数日間だけなんですが、実は最新のコンピューターにプロジェクトを乗り換えてやれることになり、能率もアップするのではないかと期待しております。 

過去数週間これまでのセッションの内容を何度も聞き返してみましたが、やり直さなければいけないトラックもあり、先はまだまだ長そうです。 でもそうやって先ばかりみているとプロジェクトの壮大さに押しつぶされそうなので、一曲一曲集中してとりかかろうと思っています。 適度に気分転換もして。 受験勉強ではないですから、身も心もすり減らすように日夜がんばったらいいものができるかというとそうではないのです。 心にある程度ゆとりがないと音楽もいい演奏になりませんから。

というわけでここのブログもまだまだ手薄な時期が続きそうですが、ご容赦下さい。
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2006年06月23日

見果てぬ夢を

今回もサッカーから話題をとります。 

最後の日本対ブラジル戦。 一次リーグ突破がもう絶望的な状況で果敢に戦った日本でしたが、やはり実力の差で完敗。 僕は4対1になった時点で観るのをやめざるを得なかったのですが、試合後にグラウンド上で中田英選手が泣いていたと読み、自分もホロリとしました。

中田選手は僕もいつも尊敬、共感する人なんです。 なぜかというと、ただ単に彼がうまい選手だからではなく、その言動から彼が精神的に非常にレベルの高い人であり、その志に多く学ぶことが多いからです。

これは全く僕の憶測ですが、彼が泣いていたのはただ単にブラジルにかなわなかったからだけでなく、見果てぬ夢が終わってしまったからではないかと思いました。 

夢というのは時には重荷なものです。 英語には"meant to be"という言い回しがあります。 何か起こるべきして起こること、成るべきして成るもののことを指します。 "meant to be"でないのではないかと内心自分でも思いながら、「頑張れよ。あきらめるな!」と自分を鼓舞しながら夢を追い続けるそのつらさ。 特に中田選手の場合、どうも会見などでの言動から察するに(スポーツ新聞などの記事はかなり脚色されているのを考慮しつつ)精神年齢というか、サッカーへの姿勢がかなり他の選手たちよりも高レベルにあったように見え、またそれをいかにしてチームメート達と意思伝達するか、いかにその志を伝え、共有しあうかというところでかなり難しいところがあったように見えます。 全力を出し切ってなおかなわないのならあきらめもつきます。 が、実力があるのに精神的な甘さ、弱さのせいでそれを発揮できない。 そしてその問題の根点 を認識しながらもそれをうまく伝えられない、わかってもらえないもどかしさ。 頭にきてあきらめたくなるところを自制し、踏みとどまって頑張るということ を繰り返す。  時にはあきれ、時には励まし、時には叱りながら、自分も内部での葛藤、弱さと闘っていたのではないでしょうか。 そして、その重荷から解放され、同時に見果てぬ夢がついに死んでしまったとき、涙がでてきてとまらなかったのではないでしょうか。

スポーツも芸術もその辺根本的に同じです。 時間制限があることも同じ。 「明日やればいいや」と後回しすることは簡単です。 でも、我々誰一人としてその明日が保障されているわけではありません。 僕が追っかけている夢が”meant to be"なのかはわかりません。 でも、僕も夢が死ぬまではその目標を追求する義務があり、自分の中の弱さ、周囲との葛藤の中その日その日できるだけ挑戦しながら生きているのです。 

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2006年06月15日

精神力

全然音楽とは関係ない話ですが、先日のサッカーワールドカップ、日本対オーストラリアの試合を観ていてあまりに日本代表の戦いぶりに共感してしまったのでこの姿勢は日本人が共有し易い体質なのかと思ってしまいました。 

それは、相手のレベルに自分を合わせてしまうこと。

日本は前半にラッキーなゴールがありました。 タナボタ的なゴールにより、日本代表は闘う姿勢があいまいになってしまう。 リードしているし、相手もあまり強すぎないというところで気を引き締めようとしても引き締められない。 でもなんとなく時間を過ごしているうちに、相手は(選手交代も含めて)レベルアップしていくのについていけなくなってしまうのですね。 一度だらけた心構えが。

個人のミュージシャンという職業の難しいことは、誰からもその仕事をすることを強制されないこと。 強制されないし、締め切りもないのでなんとなくだらけてしまう。 僕なんかもその典型で、もう何月も自分のホームページを一新しようと思っているのですがなかなか手につかない。 去年映画作曲とアルバムプロデュースを同時にしていた時などは、毎日毎日120%くらいの行動で、時間も実力も最大限出し切って、かなり充実していた時でした。 サッカー日本代表も同じで、相手が強ければ強いほど自分の実力を出している気がします。 ドイツやブラジルに引き分けたように。

でもこれははっきりいって精神力の弱さを露見しているだけです。 要するにやらなくてもいい仕事はやらない。 いい人間にならなくてもいいのならならない。 絶対にばれる可能性がないなら、盗みもやりますか? 盗みとまでいかなくても、嘘ぐらいはつくでしょう? 

真に強靭な精神力を持っていれば、例え相手が弱くても自分を妥協することなく、完膚なきまでに叩き潰すべきです。 真に強い心を持っているのなら、締め切りがなくてもすべきことはちゃんとこなし、常に誰に見られても恥ずかしくない生活をするべきです。 これは実は(僕にとっては)非常に難しいことなんですが、年をとるにつれ少しずつ向上してきたような気がします。 特に自分で自己管理しなければならないミュージシャンという職業を追求するにはなくてはならない姿勢でしょう。


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2006年06月09日

新しい発展

アルバムのレコーディングは第一セッションが終わりちょっとホッとしているところです。 が、最近ちょっと2,3他の日本語のウェブサイトへ記事を書く機会にめぐりあいました。 まだ何も掲示されていないのでどのサイトかは後日またお知らせしますが、こうして日本語のウェブサイトやブログをつくり、日本人とのネットワークもできてきているのは嬉しい限りです。

では今日は短いですけどこの辺で。
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2006年05月19日

アルバムのレコーディング開始!

家族の緊急事態などで日本へ急遽行くなどゴタゴタしていましたが、予定通り5月13日にアルバムのレコーディングを開始しました。 妻と子供が旅行中なの を利用してうちをレコーディング・スタジオにしたて、主にリズム・ギターとベースをここ2週間くらいで録っていく予定です。 

まだ始めて4日目で色々探索中なこともありますが、早くも手ごたえを感じているのは自分のギター・トーンとスタイル。 僕は最近多くの音楽を聴いているわ けでは決してないのですが、自分のようなギターは聴いたことがないです。 それがいいサウンドかどうかというのは聴いている人によると思うのですが、頭の 中で描いていたように自分のサウンドを確立するということは少なくとも達成できそうです。 逆にボーカルは四苦八苦ですが(苦笑)。

このプロジェクトに当面かけられる時間が限られているので、完成はいつになるのか全く予想がつきません。 でもいいことは、セッションの合間に休憩して耳 を休め、リフレッシュして曲を聴きなおし、全体的にどう仕上がってきているか割と客観的に判断できると思うので最終的には満足のいくものになりそうです。  

英語ブログ の方では毎日進行状況を報告しておりますので英語のわかる方はどうぞ。 
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日本人は見る目が違う

最近気がついたんですが、日本のニュース、特に芸能関係は誰か有名人についてレポートする時には必ず服装を報告するようですね。 英語圏のニュースでは必 ずということはないと思うのですが、これは日本ではその人がどういう服を選んで着てどういう印象を与えているかということを重要視するようです。

人は制服を強要される状況にいるか、貧しくて衣類もないという状況でなければ好き好みで選んで服を着ているわけで、その選択にその人の性格が反映されてい るということは確かだと思います。 が、最近日本に行って改めて感じたのは、やはり日本人は服装にこだわっているな、ということ。 それともアメリカが極 端に無頓着なのでしょうか? Dellでアルバイトしていた時も正社員みんなジーンズや半ズボンで出勤していたし、こちらでは通り一遍のTシャツやズボン ばかりで日本のようにちょっと格好いい服などあまり売ってないです。 いや、売っているには売っているんでしょうけど、安くないものばかりで・・・。 日 本に行ったとき妻に2枚シャツを買ってきたのですが、ひじまでの長さのそでに、襟にちょっとおしゃれなデザインがなされていてよいものでした。 一枚 1000円で! 

自分は楽器関係などで予算オーバーの状態なのでなかなか服装まで手が回りませんが、日本でショッピングできるなら格好いい服も欲しいと思うようになりました。わーい(嬉しい顔)
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2006年04月26日

世界へ!

今日はすばらしいニュースがあります。 去年僕がサントラを手がけた長編映画「フォー・セイル・バイ・オーナー」(原題)の監督から夕べ電話がかかってき て、この映画の配給権が世界各地で売れているということ。 どの地域で売れたのか全部は教えてもらいませんでしたが、ギリシャやトルコなどでは配給される ことになったようです。 その内容は知らない(多分ビデオ配給、もしくはケーブルテレビなど)んですが、これは超小規模のインディー映画としてはすごい快 挙です。

これはどういう仕組みかというと、世界各地にフィルム・マーケットという業界のイベントがあります。 これは映画祭と違い、映画を上映する機会ではなく、 映画を売る業者と買う業者が集まり、売買の取引をするという機会です。 そこで映画の配給権を売るにはまず映画を製作した人がセールス・エージェントを雇 わなくてはいけないのですが、まずエージェントにありつくまでが普通の映画は一苦労。 特にアメリカは最近ではごまんとインディーでも映画が製作されてい るわけで、そのエージェントに「この映画は売れる」という確信を持たせなくてはいけないのです。 その辺、ホラーやスリラーといったジャンルは割とどこで も熱狂的なファン層がいて、割と売りやすいという利点があります。 (僕が参加した作品はスリラーでした) 監督によるとエージェントはすでに香港での マーケットにも参加したそうで、日本がその中に入っているのか知りませんが、アジアでも映画は配給されるそうです。 日本もその中に含まれているといいの ですが。

タイミング的にいって、この映画は世界各地へ行ってから最終的に国内、アメリカのマーケットに出されることになるのですが、国内でももうビデオもしくはケーブルテレビなどの配給は見込めるだろうと監督が言っていました。

予算も少ないし経験も浅いスタッフがつくった映画なのでアカデミー賞をとるような質の高い作品ではないですが、それでもスリラーといっても心理的なアプ ローチで、必要以上に暴力などのない映画なので僕としても誇りをもって誰にでもみてもらえる作品になったので、それがこういう形で世界に出て行き、多くの 人に観てもらうことになるというのは本当に嬉しいです。 

監督はもう次回作にとりかかっていて、もう数週間したら進行中の台本を見せてくれるそうです。 この調子でよりレベルの高い仕事につながればいいのですが。
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2006年04月20日

大衆性

日本の沖縄出身でHYというバンドが今人気があるようですね。 日本の音楽は全く誰も知らないのでチェックしてみました。 インディーズでやっているバン ドなようで、最新アルバム出してるのがどのレコード会社なのか気になりましたが、ちょっとそこまで調べ切れませんでした。 

音としてはやはり日本人はきれい好きというか、本当に洗練されていてクリーンなプロダクションで、ピアノも明らかにシンセ。 でも一昔前(?)の日本の音 楽はボ トムが全然効いてなくてギターのトーンもちゃちい本当に軽薄な印象がしたんですけど、今度のはそこまで軽い印象は受けませんでした。 アメリカでも大衆性 のある音楽はプロダクションもきれいにまとまっていて、例えば最近ではデジタルで歌手の音程が狂っているのなんか全部修正してしまう傾向なんかもあり、賛 否両論(というか基本的にはそこまで機械的に完璧にすることに反発しているミュージシャン達が多く、僕もその一人に入るんですが)あります。 でもやはり ヒットさせるには角のとれたというか、荒々しくて生々しい、スタジオでライブ一発で録りましたというものではなく、洗練されたプロダクションの方がいいよ うです。 

でも例えばPearl Jamとか、英語圏では(意図的に)かなり荒いプロダクションでも大成功しているアーティストも中にはいるんが、日本でもそういうものは大衆に受け入れら れるんでしょうか? もちろん洋楽は洋楽で日本が受け入れる許容というものは限られていると思いますけど、日本のアーティストでも荒いプロダクションでは チャート上位に食い込むような成功とはやはり縁がないで すかね?

僕が今製作しているアルバムも扱いとしては洋楽(全部英語詞ですので)になります。 まあチャートインなんか目指しているわけではないですけどやはり日 本でも販売するつもりではいます。 それが個人としてCD刷ってインディーズ扱っているCD屋さんに直接売り込むのか、それともどこかレーベルを通すのか わかりませんが、まあ日本に自分の音楽を理解してくれる人がいるだろうという風には思っています。 大衆性はないかもしれないけど、上記のPearl JamやNirvanaなど洋楽の大物ロックバンドとは、プロダクションが荒いとはいえ共通するところがあるかと思いますね。 大衆性というのはあまり意 識して目指すのでなく、結果としてそうなるかどうかというとこの問題だと思いますから。


posted by ari at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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